? 銀行カードローンのメリットと消費者金融ローンとの違い

カードローンのサービス競争が激化している

最近、お金の運用方法においてカードローンの利用が改めて見直されています。

カードローンは、もともと消費者金融がキャッシングに変わる融資としてサービスを展開してきましたが、金融規制緩和により銀行もカードローン事業に参入してからは、カードローンイコール銀行カードローンとして定着しつつあります。

消費者金融による個人向け融資はかつて「サラ金」と呼ばれ、高金利での貸し付けや強引な取り立て、過剰な融資などが社会問題となり、「サラ金地獄」などと言われるような悪評を呼ぶことになりました。

このため、いわゆるサラ金は反社会的な金貸しのイメージが強くなってしまい、利用者が遠のいてしまいました。

また、改正貸金業法で消費者金融によるカードローンサービスに対して、厳しい制限を与えることになったことも、さらに利用者が離れてしまう要因になったといわれています。

現在では国の規制緩和により、キャッシングに代わるカードローンなどの個人向け融資の取り扱い窓口が大きく拡大され、銀行やスーパー業界、IT業界などと幅広い業界からカードローンサービスへの参入が行われているという状況です。

■カードローンのサービス競争の時代に

このように業者間の競争が現出したことで、カードローンのサービスを行う各業者は、利用者の獲得のために金利や利便性、融資のスピードアップなどサービス向上の面で競争をするようになっています。

各業者の競争によって、カードローンが即日に利用できるようになったり、少額での融資から百万円以上の高額融資まで可能になったりと、利用者の幅広いニーズに対応するようなものとなっています。

また、契約の手続き面を見ても、従来の無人契約機、自動契約機に加え、銀行のテレビ窓口、インターネット、電話、スマートフォン、FAXなどを活用するサービスも増加し、現在では申込みから契約、振込みまでをインターネットで行うことができるサービスも出て来ています。

保険の自由化の場合もそうでしたが、やはり規制緩和というのは業者間の競争によるサービスも多様化、利便向上をもたらして、われわれ消費者にとっては大きなメリットを受けることができるということですね。

■カードローンは消費者金融でも銀行でも大差が無くなった

カードローンの主流は銀行カードローンとなっていますが、大手消費者金融のほとんどが銀行の傘下になっている現在では銀行カードローンも消費者金融カードローンも大差のないものになっています。

銀行と消費者金融の提携により、銀行側は個人向け小口融資のノウハウを得て顧客層を広げ、消費者金融側は「銀行系」というステイタスと銀行スタイルのサービスを取り入れるようというわけです。

銀行との提携などにより過払い金請求の苦境をなんとか乗り越えた形の消費者金融としては、銀行のノウハウなどによる徹底した社員教育を行うことで「サラ金」のイメージから脱却すると言うのは切実なことだったのかもしれません。

このため、銀行傘下の大手消費者金融では徹底的に銀行でのサービスを叩き込まれているようで、昔のような宜しからぬイメージはほとんど無くなってきたといえるでしょう。

このようにして、現在では、大手銀行わ中心に大手消費者金融のカードローンなども同時に取り扱っていますので、従来とは違って安心して利用することができるようになっています。

銀行カードローンのメリットとデメリット

■銀行カードローンのメリット、デメリット

さて銀行カードローンのメリットの話になりますが、その前にデメリットの方を先に触れておいた方がいいでしょう。

銀行カードローンのデメリットといえばやはり審査に時間がかかってしまうということです。

大手消費者金融だと無人の契約機を利用することで急ぐ場合は即日の融資を受けることができますが、銀行のローンだとどうしても審査に何日かかかってしまいます。

ですから、本当に急がなければならないときはこのことが致命的になってしまいます。

最近でこそ即日の融資が可能な銀行カードローンも出て来ていますが、まだ一般的とはいえません。

とは言うものの、やはり銀行カードローンにはメリットが多く、主流となるだけのサービス内容になっているといえるでしょう。

まずは金利が低いことです。特に小口の場合、消費者金融では17%~18%の金利が普通ですが、銀行の場合は14%~15%が一般的です。

小口のキャッシングで日にちに余裕があるときは無理をせずに銀行カードローンを利用した方が返済総額を少なくすることができます。

次は、限度額が大きいということです。

消費者金融ですと限度額は300万円といったところですが、銀行だと500万円、中には800万円までというところもあります。

三つめは、銀行カードローンの場合いわゆる総量規制の対象にはならないということです。

消費者金融ですと総量規制がかかって所得の三分の一以上の借り入れはできないのですが、銀行であれば審査を経てそれ以上でも問題なく借り入れることができます。

最後になりますが、やはり国免許のれっきとした銀行が直接行うローンだという「安心感」というのが大きいと思います。

現在では地方銀行などもどんどんカードローンを行うようになっていますから、付き合いのある銀行であれば口座を利用できますし、融資実績などがあればその信用も助けになるかもしれません。

銀行間の競争によって審査のスピード化も進むことが予想されますし、これからの銀行カードローンはますます使いやすいものになっていくと思います。

銀行カードローンがどんどん使いやすくなっている中での話として、最近では新車ディーラーで車を買う際にカードローンを利用する人も出始めているようですね。

ディーラーの自動車ローンは金利が高くて嫌だ、かといって申し込んだ銀行のカーローンは審査が通らなかったなどという方の場合なのでしょうか。

銀行系のカードローンは金利が高くないとは言っても、銀行の自動車専用のローンに比べたらまだ高いものになっています。

銀行の自動車ローンの申込みもせずに最初から新車購入をカードローンで考える人というのは少ないと思うのですが、果たしてどうなのでしょうか。

銀行のカードローンが便利になれば、これからもカードローンで車を購入するというケースはこれからも増えていくような気がするのですが・・

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